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ホームページ担当より

1 研究主題   「協働的な学びを通し、創造力や表現力を育む書道教育」

2 期  日   令和7年8月21日(木)

3 会  場   四国大学(書道文化館 S館301)

4 研究発表者  徳島県立小松島西高等学校勝浦校 教諭 脇谷 万里恵先生

及び研究発表題目 「書くことを楽しむとともに、地域社会で生かす書道教育」

5 指導助言者  四国大学教授  辻 尚子先生

 

デジタル社会における“手書き文字”の現状を踏まえ、生徒自らが「書のよさや楽しさ」、「手書きの価値」等に気づくことができるよう工夫を凝らした実践内容でした。

学習指導要領に示されている内容に加え、うちわや表札、葉書や手紙など生徒が書を身近に感じられるような単元設定や、収穫祭で販売する商品の袋やラベルを書で彩るといった農業の実業高校ならではの制作など、生徒が興味関心を持ち意欲的に取り組める単元を計画実践されておりました。また、書を通じて地域社会に貢献することで、生徒のキャリア形成や自己有用感の向上につながるとして福祉施設での取り組みなどもご紹介くださりました。

授業に対する生徒の感想からは、手書き文字の温かさに気づく様子や、書を学ぶうえで喜びや達成感を感じている様子が受け取れました。生徒の実態に応じて多くのアイデアを生み、丁寧かつ細やかにご指導をされている脇谷先生の指導内容について教えていただき、大変勉強になりました。

デジタルが盛んになった現代だからこそ、手書き文字の価値を伝えていかなければならない。私たち書道教員の役割とは何なのかを再確認できるご発表でした。

 

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第49回全国高等学校総合文化祭は、7月26日から7月30日まで、香川県坂出市で開催されました。

徳島県からは、名西高校の篠原光理さん、真鍋心さん、吉永ひなのさん、脇町高校の三好仁子さん、鎌倉芽生さんの5名が出品しました。審査の結果、名西高校の真鍋心さんが専門部推薦に選ばれ、12月に埼玉県にて再展示される予定です。制作交流では香川県丸亀市の伝統工芸である「丸亀うちわ」の、のり貼り体験と寄せ書きうちわの制作を行い、グループごとに展示会場の作品を鑑賞しました。

名西高校・3年・吉永ひなの・「道因法師碑」

名西高校・3年・吉永ひなの・「道因法師碑」(拡大)

名西高校・3年・吉永ひなのさん・「道因法師碑」

名西高校・3年・篠原光理・「中務集」

名西高校・3年・篠原光理・「中務集」(拡大)

 名西高校・3年・篠原光理さん・「中務集」

名西高校・3年・真鍋心・「香紙切」

名西高校・3年・真鍋心・「香紙切」(拡大)

名西高校・3年・真鍋心さん・「香紙切」

脇町高校 3年 鎌倉芽生 道因法師碑 全体

脇町高校 3年 鎌倉芽生 道因法師碑 拡大

脇町高校・3年・鎌倉芽生さん・「道因法師碑」

脇町高校 3年 三好仁子 真草千字文 全体

脇町高校 3年 三好仁子 真草千字文 拡大 

脇町高校・3年・三好仁子さん・「真草千字文」 

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必ずご確認いただき、出品の際、ご注意ください。